RainyBellBell(通称:RBB)は2008年頃からニコニコ動画をはじめ、Youtubeなどの動画投稿サイトで多く活動した3人組グループのことです。
Rainy(雨天決行)Bule(AO)Bell(ill.bell)の三人の名前がグループ名の由来で、それぞれのイメージキャラクターが存在するのが特徴的。
HipHopやラップなど興味がなかった人でも、そのイメージキャラクターの印象とのギャップがハマるきっかけになったりと幅広く利かせていた手法が今の人気につながっているかもしれません!
ちなみにBule(AO)はトップハムハット狂という名義でFAKE TYPE.というグループで活動していましたので気になる方はこちらのページをどうぞ!
http://shiohana.net/2020/03/23/faketype-top10/
「back again」
まず紹介するのはRBBの代表曲ともいえる「back again」です!
back againはRBBの人気を爆発させた曲でもあり、あのニコ生主の「恭一郎」が歌ったりするなど当時のニコニコ動画では知名度が高かった曲です。
Rainy(雨天決行)Bule(AO)Bell(ill.bell)の三人のバランスが取れた歌い分けが良く、サビでは当時のなつかしさを感じるような曲調で、頭に残りやすいのがポイントです!
「ハルカノート」
PVをご覧の通り美少女が三人移っていますが、この三人こそ先述したRBBのイメージキャラクターであり、左から決子(雨天決行)ベル子(ill.bell)ハム子(AO=トップハムハット狂)です。
イラストレーターは「路地子」という方で、この方はのちのFAKE TYPE.でもイラストを担当するサブメンバーの方です。
肝心のハルカノートですが、そのイメージキャラクターの3人の心境やストーリーを描いたような歌詞で、曲調も青春を飾ったようなふんわりとした曲になっていてややラップから離れたような感じが特徴的!
それでもRBBらしいラップを織り交ぜているのでやっぱりいいなあ~と感じます。
「STAR BURST」
第3位は「STAR BURST」
この曲はRBBがしばらく活動を休止したのちに2019年9月にYoutubeに投稿された新曲です!(初出は魂音泉のtiny planets venusに収録)
イラストも変わっていて、今まで担当していた「路地子」ではなく「北川みずき」に変わったのも特徴的。
ファミコンのような音源にドット絵のPVは懐かしさを思わせるような演出ですが、歌詞にもある通りRBBがまた3人で活動するんだという表現なのかと思います。
「リセマラで得た偽物より狙うのは一点モノのみ」や「詰みかけてからが面白えんだ」などの言った現代風の表現の仕方は心に刺さりやすくて好印象。
成長した3人の安定した歌声と高クオリティのPVが見れる素晴らしい曲です!
「グッッッバイ」
曲名の通りさよならを意味した別れの歌で、出会いから別れを現した歌詞が感動的な曲です。
たとえRBBが解散したとしても3人でまた会おうというような友情関係がこの歌詞の中に詰まっていると感じますね!
これは個人的な考察ではありますが、歌詞の中にある「サヨナラのベル」「ブルーアース」はill.bellのベルとAOのブルーをとっているのでは?と思いましたが、「雨天決行」の名前は歌詞に入っていません。
ただ、「グッバイの笑み」の「笑み」が「レイニー(雨)」に聞こえるので勝手に3人の名前が入った曲かもと想像しています笑
今も解散しないでちょくちょく3人で活動している姿をみるとまたまだグッバイはお預けなんでしょうね!(次に続く!)
Re;Re;Rerain
最後は「Re;Re;Refrain」
この曲はRBBの3人の夢を追って生きてきた人生、叶った瞬間の気持ち、これまでの軌跡など人生が詰まったような歌詞が特徴です。
ill.bellの歌詞の中にあった、
「新宿marble ファーストコンタクト 池袋colors 広島Border 品川Stella Ball 渋谷womb 嘘みたいだろ? 幕張Messe」
そしてAOの歌詞にある
「まさか呼ばれるなんて でもちょっと期待してたくせに」
ネットラップから始まり、無名で活動していた時期から一転いまでは幕張メッセに呼ばれて歌っている。という昔の自分では考えられないことに感動している様が目に移りますね
ここで初めて知ったんですが、ill.bellが公務員として働いていたことです。
「憧れの「RAPする教員」に 俺なってんだ 夢叶ってんだ」
まさかの教師という事実にびっくりしました。しかも英語教師らしく、裏の顔がラッパーという生徒がうらやましく感じるほどですね。
そして極めつけは「まだまだグッッッバイはお預け」という歌詞。
先ほど紹介した「グッッッバイ」のことを指していると思います、意味は勿論まだまだ自分たちはやっていくぞと言うことなんだと思います。
まとめ
いまでもyoutubeで調べてみると新しいコメントがついてたり新参のファンも増えていってるのを見るとまだまだこれからも人気が出てくれるんじゃないかな~と思い今回に至りました。
当時のインターネット環境は今ほどポピュラーではなかったので今になっていろいろな人の目に映って脚光を浴びてるんではないでしょうか
冒頭ではAOのFAKE TYPE.だけ紹介していましたが、RBBの3人とも活動している「魂音泉」もありますので興味があれば調べてみてください。
当時最盛期だった「東方project」の二次創作が多めですが、ほかのラッパーとのセッションを聞きつつRBBを楽しむことができるのでぜひぜひ!